繰り上げ返済は絶対にするな!

まだ住宅購入をされていないお客様の中に多いのが「住宅を購入したら『繰り上げ返済』をしなければならない」と思い込んでおられ、それがある種プレッシャーとなり、住宅購入に向けた意思決定ができない方意外にも結構居られるものである。
こういったお客様にはどういった視点でアドバイスをすべきなのか? ここで解説することにする。
まず、繰り上げ返済などは絶対にすべきではない、ここから申し上げたい。この繰り上げ返済は絶対にすべきではないに関しては最低でも3つの前提条件がある。
①サラリーマン世帯である
②子供の教育資金がこの先まだ必要である
③イザ、というときに使える資金がない、もしくは少ない
どれかひとつでも該当する項目があるなら繰り上げ返済は絶対にすべきではない。
さらに、現在のような低金利を背景に完全固定金利で組んだ住宅ローンに関しても繰り上げ返済は絶対にすべきではないのだ。

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住宅ローンはきちんと選び、リスクを考えたら、住宅ローンとは考えない、生命保険と考えるべきなのである。
つまり分かりやすく言えば、債務者に万一のことがあった場合には、その残債は完全に消える。
完済される仕組みになっている。
住宅ローンには団体信用生命保険がついているからだ(住宅金融公庫等は任意)。
そうであれば、例えば目いっぱい無理して頭金を積み、手元資金もなく、ようやくできたまとまった資金も繰り上げ返済に回してしまったとしたら住宅は手に入れられても日常的な資金不足に人生を楽しめないということにもなりかねない。
そして、極めつけが、頭金の繰り上げ返済の結果、手元資金不足の中で債務者であるご主人に万一の事があったら?
変な言い方かもしれないが、頭金で積んだ資金も繰り上げ返済に回した資金も一切返ってばこない。
もし、繰り上げ返済等せずに手元に資金を持ちながら徐々に住宅ローン返済をしていたとしたら、住宅口-ンはなくなり、手元資金も残る。
これでご理解いただけたかと思うた住宅ローンならば、まとめて返さなくても月々決まった金額をきちんと返済していくのがベストなのである。

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